「シャーロック・ホームズ」原作のVR推理アドベンチャーがQuest向けに近日発売 マルチプレイにも対応

推理小説の古典的名作「シャーロック・ホームズ」シリーズ原作の新作VRゲーム「Sherlock Holmes: The Case of the Hung Parliament」が6月16日、Meta Quest 2（Quest Pro）向けに発売されます。日本語には未対応です。

「Sherlock Holmes: The Case of the Hung Parliament」は3DCGと実写映像とともに紡がれる、VR推理アドベンチャーゲームです。

ストーリーは本作オリジナルで、ある日、イギリス・ロンドンで政府関係者3名が何者かによって絞殺される事件が発生。さらにはシャーロック・ホームズも行方不明となってしまいます。プレイヤーはホームズの代わりとして、この事件の調査に参加。ロンドンの街中を駆け巡り、登場人物を尋問したり、現場を調査して証拠を集め、容疑者の割り出しに挑みます。

シングルのみならず、最大4人まで参加可能なマルチプレイに対応しているのが大きな特徴。それぞれ役割を分担して証拠品を集めたり、それらを元に仮説を検証するというチームプレイが楽しめます。

また、本編には制限時間も設定されていて、ビッグベンが真夜中の鐘を鳴らすまでに真相を突き止めなくてはなりません。そのため、証拠や検証が不十分だと容疑者を発見できず、幕引きとなってしまうことも。そんな参加プレイヤーを焦らせる仕掛けが凝らされているのも見所となっています。

本作は3月2日より、開発途上版がMeta Quest Store（App Lab）、SideQuestにて販売中。Meta Quest Storeの販売価格は税込1,190円です。

6月16日に発売されるのは正式版（ストア公式アプリ）で、開発途上版を遊んだプレイヤーのフィードバックが反映されたものになるようです。なお、開発途上版は本稿執筆時点でもMeta Quest Store（App Lab）にて購入可能です。

（参考）UploadVR、Meta Quest Store（App Lab）

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