6月6日、Appleは空間コンピュータ「Apple Vision Pro」の開発者向けアプリテスト施設「Apple Vision Pro Developer Labs」を東京に開設します。オープン時期は米国先行発売前の2023年夏を予定。アプリテスト自体はAppleが行いますが、開発者は「Apple Vision Pro」発売前に的確なフィードバックを得られます。
空間コンピュータ「Apple Vision Pro」は、米国で2024年前半に発売予定。価格は3,499ドル(約48万円)で、2024年後半には米国以外でも発売されるとのことです。
「Apple Vision Pro」発表に合わせ、Appleは開発者向けアプリテスト施設「Apple Vision Pro Developer Labs」の開設を明らかにしました。英ロンドン、独ミュンヘン、上海、シンガポール、東京、クパチーノの6拠点に展開します。
この施設では、開発者からアプリケーションの「Apple Vision Pro」デモリクエストを受け付けて、アプリテストを実施。実際のテストはリモートで行われるため、開発者は「Apple Vision Pro」に直接触れられませんが、デモでのフィードバックを「Vision Pro」発売前に得られます。
開発キットが6月末までに出揃う予定
Appleによると、2023年6月末までに「visionOS SDK」、アップデートされた「Reality Composer」や「Xcode」を公開するとのことです。またこのリリースに併せて、「Apple Vision Pro」対応アプリ開発を支援する「Human Interface Guidelines」も配布される予定です。
さらに同社は、開発者が「開発アプリケーションが『Apple Vision Pro』を通してどのように見えるか」を確認できる「Vision Pro Simulator」を利用できるようにするとしています。
「Apple Vision Pro Developer Labs」やその他の開発者向けツールの詳細は準備が整い次第、開発者向けウェブサイトで順次公開予定です。
(参考)Road to VR
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